基礎の部分を教わったので記録

8/15-16
世間はお盆休みの中、2020年キャンパスオフロードの開幕戦に参加してきました!

開幕戦と言っても、今回はレースではなく、フリーライドイベント。まさかのエントリー費無料で、コースは走り放題。基礎スクール、タイムアタックイベント、全日本トライアルIAスーパーチャンピオンの小川選手、通称ガッチによるトライアルデモまで、盛りだくさんの素晴らしいイベントでした。

運営の皆さん、ありがとうございました。


オグショースクールまとめ

さて、今回のはキャンオフで僕的に一番の目玉だった、「オグショースクール」


2輪レース用のトランポをメインで取り扱うカスタムショップ、"オグショー" のオーナーであり、若かりし頃、17歳にて初めてバイクに乗り、ストレートでモトクロス国際A級まで登りつめた伝説のライダー、小栗伸幸さんが直々に、"基礎の前の基礎"を教えてくれました!




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ステップを認識する

トップレベルのモトクロスライダーは無意識に行っていて、なかなか教えられないことの1つは、ステップの形をしっかりと足の裏で認識することだそうです。


ステップは基本、土踏まずで踏みつけるのですが、初心者は底の厚いオフロードブーツ越しでは、ステップを認識することはます不可能。

ここで言う認識とは、ステップのトゲトゲの一つ一つに至るまで。自分の体重が、ステップのどこにかかっているのか、ということです。

認識するために、まずはスニーカーorサンダルで、ステップに直立しました。トゲトゲが一つ一つ、ステップの形がわかります!

これで、足の裏に新たな神経が通りました。オフロードブーツを履いても、なんとなくですが、今まで感じていなかったステップの形が伝わってきます。

これを常に意識することが、まずは第一歩。だそうです!



ニーグリップはいらない


「ニーグリップが大事だと思う人?」


小栗さんの問いかけに手を上げたのは私を含め5人。(7人中。多分)


「それでは実際にニーグリップで乗ってみましょう!」

最初の方が先程のようにバイクのステップに立ち、ハンドルを軽く握ります。もちろんニーグリップをします。



突如としてフロントホイールを持ち、バイクを揺らす小栗さん!
当然のごとく、ライダーの体は前後にグラグラ。


ニーグリップをすると、マシンに体が揺らされるのです!!!!


まあ、言われてみれば当たり前なのですが、盲目的に“ニーグリップは基本”と思い込んでいました!(ロード出身というのもあるのでしょうが!)


小栗さんいわく「確実にニーグリップが重要な場面はあるけど、それは全体の中でほんの1割程度の場面。それ以外はニーグリップは使いません!」


バイクの上でバランスをとるのは、ブーツとステップの接地でのみ!実際にそう意識すると、小栗さんにバイクを揺らされても体はびくともしません。


このこともあって、前項の「ステップの認識」が必須になってくるわけですね…なるほど…


ちなみに、「くるぶしグリップ」という言葉もありますが、これも特別意識するより、ステップにしっかり立つことで、自然と行われるもの、という認識が良いみたいです。

そのためにも、広く、少し上向きになったステップが重要となってくるとのことです。お金を使うべき!(溶接で、ステップベースに山を盛るという手もあるのだとか!)

加減速時のバランス

さて、ここまでで、バイクの上下(前後)の動きにどう対応するかの、基本を頭に入れたわけですが、実際に走るときはどうなるでしょうか?

もちろん地面の凹凸によって、バイクは上下に振られるわけですから、それをステップのバランスでいなすわけですが、、、
 
実際のコースでは加速と減速が発生します!


加速時の後ろ向きG
減速時の前向きGに、耐える必要があるわけです。



加速時は、もちろん前に体重をかけるわけですが、、、
ここでももちろん、ステップを意識。

ステップの前端を掴むように、膝は少しだけ曲げ、後ろ向きGに負けないように、上体は腰からしっかり曲げます。


しっかり後ろ向きGに負けないような体制ができると、頭の位置はフロントゼッケンプレートより完全に前。腕の力はフリー!!

小栗さんから肩にかけられた後ろ向きGが、体を通してすべてステップにかかる体制!
これができれば、安心してカチ開けられるというワケです!



減速時は??
同じように、前向きGをステップですべて受けきるのが理想…


というわけではなく!
減速時は、できるだけフロントタイヤに荷重をかける必要があるわけです。その方がブレーキの限界が高まりますから。

※圧力がかかってるほど、タイヤはロックせず、強いブレーキが可能


というわけで、ステップとハンドルに、半分ずつくらいの体重をのせる体制が、減速時の基本体制です。

腕立て伏せの、伸びきる寸前の腕、膝は少しだけ曲げて、腰を引く。ステップは、後端を踏みつけるように。必然的に胴体は水平に近くなります。

小栗さんから腰にかけられる前向きGが、半分ずつ、ステップとハンドルにかかっている感覚です。

この体制ができれば、いずれは短距離で鋭く止まることができるように、なるわけですね!!
(単純)


走行時の基本姿勢


さて、ここまでで、頭の中では、凹凸をいなし、フル加速、フル減速ができるそれぞれのイメージができています。

しかし、実際にできるでしょうか?
否。このままでは無理でしょう。


あとは何が必要か?
それは、
  • 路面の凹凸をいなす体勢
  • 加速時の体勢
  • 減速時の体勢
このどれもにすぐに移行できる、“基本姿勢”です!!


〈基本姿勢の作り方〉
  1. ステップにまっすぐ立つ
  2. 腕立て伏せの腕。手が腕のリーチの真ん中辺りになるようにセット
  3. 膝を少しだけ曲げ、上体を前屈させ、ステップの上で前後バランスを保ったまま、手がハンドルの位置になるように調整
  4. 頭が大体、ゼッケンプレートまたはハンドルの真上あたりにあることを確認
  5. 手はハンドルから離せる状態
  6. 基本姿勢の完成

加速体勢〜基本姿勢〜減速体勢

この間を崩さないように走るのが、モトクロスの基礎というわけなのです!


その他重要ポイント

スタンディングで、リアタイヤのトラクションを感じること。 

トラッパー(トライアルの練習器具)を使用して、リアの感触を足の裏で感じ取る練習をしました。

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ハンドルは握らず、左右の荷重だけでバランスを取るのですが、これが意外とできます。

人によって、身体の偏りがあるようで、僕はすこし右に傾いてました。
普段から、整備スタンドに乗せたバイクに立つだけで、練習になるのだそう!

丈夫な整備スタンド買わないと…


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あと、このトラッパーに乗ってるときに、少しの体重移動で、車体は簡単に傾くことを学びました。
でも実際にスタンディングで乗って、ヒラヒラとマシンを傾けて走るのは、かなり難しい。これは、モトクロッサーの高いシートで、足に動きが阻害されるから。

要するに、体格とマシンによって無理なことがあるということでした!



谷田部特訓

キャンオフの翌週
8/22(土)は、谷田部エンジョイスポーツランドで練習してきました!

谷田部は茨城県つくば市にあります。
コース幅はありませんがRが小さいコーナーが続き、テクニカルなコースです。


ここはいつもウィリー松浦さんと言う方が管理していて、気さくに話しかけてくれるんですが、
今回、そのうち選手権に出たいんだという話をしたところ、練習法を教えてくれました!


「モトクロスのレースにおいて、何よりも大切なのは、全開にすること」

「コーナーは乗ってりゃそのうち速くなるし、多少遅くても全開区間が長いやつが勝つ」

「スタートももちろんそうだし、このクラスのマシンのすごい加速に慣れることが何より重要だ」

「そのためには、細長いオーバルで、フル加速、フルブレーキ、最少回転をするのが1番良い!俺も長いこと人に教えてて、割と最近気がついた。笑」


なるほど…
確かに私はビビり散らかして、アクセルを全開になんてしてません。開けて7割。

いつもいつも、サイレンサーエンドからはオイルがたらーり。。。


こんなことではレースになんぞ出られたもんではない!ということで、早速実践


谷田部にはコースの奥に、おあつらえ向きの細長いオーバルゾーンがあるので、先週のオグショースクールも思い出して走ります!

最初は1-2速でやってたんですが、2速固定でもっとブレーキ頑張ってと言われ

悪くないけど、もっとフル加速してもっと小さく回ってと言われ


オーバル連とコース走行を繰り返してわかったことは…


① フロントブレーキ超重要
オフではフロント3割くらいでしょ。なんてなめた考えは消え去りました。フルブレーキにおいては7割、いやそれ以上の割合でフロントブレーキを使うことに気が付きました。

というのも、ブレーキが強くなるとフロント荷重が増し、リアブレーキの限界がめちゃくちゃ低くなるんですね。すーーぐロックする。

だから、リアブレーキちゃんと使えるようになってきて得意になってる場合ではなかったということです…


② アクセルは10-0で走る
これはウィリー松浦さんに言われたのもあるんですが、もうそのまんまです。


アクセル0で曲がって、
アクセル10で走る


これだけ。これだけでかなり速くなりました。(多分)

まあ完全にとは行きませんが、パーシャルでダラダラ曲がるようなことは金輪際やめにします!!!!!


③ 集中したらめっちゃ曲がる
まあこれもそのまんまなんですが、オーバルで小〜さく回っていたら、コースのコーナーはスーパー余裕になりました。むしろブレーキかけすぎてあかん。


④ 2速固定でもふつーに速く走れる
結構ポンポンギアチェンジしてしまう癖がついてるのですが、多分できるだけしないほうが速いですね… いや当たり前なんですけど… 当たり前のことを忘れていたというか…うーん…

ギアあんまり変えないでぶん回すんじゃあ!!!!!




はい、

ということでモトクロスの基礎的なところを、2週連続で教わって、モチベ高々マンになってます。

やはり10月はキャンオフではなく、ヒーローズに出たい…ごめんなさい…


今週末は、土曜日選手権クルーで、
日曜日はモトクロス練習の予定。どこに行こう…


オフビでもいいんだけどエンデューロコースらしいので…モトビかなぁ?

408も行ってみたいんだけど、保険入ってないしまた今度かな…

誰か共に練習できる人いないかなぁ…ぐすんぐすん。


今週末も頑張るぞい。